目次
業務内容
- 太陽光発電所 除草業務
- 太陽光発電所 保守点検業務
- 太陽光発電所 防犯システム
発電効率を下げないために
太陽光発電所は、大切な財産であり、20年間の長期事業でもあります。
発電効率が下がると、売電利益が下がります。それを防ぐためにも、除草や定期点検などが必要となります。
なかでも「草刈り」は、年に何度か定期的に行うことで、植生も変わり、メンテナンスが楽になります。
除草作業
草刈りの必要性 ~たかが雑草と侮るなかれ~
・雑草は梅雨時から8月にかけて最も成長速度が早く、1週間も経てば20cm~30cm伸びていることもあります。
雑草が伸びきった状態で放置していると、パネルに影がかかる状態にまで雑草は成長し発電量に大きく影響を及ぼします。
・伸びた雑草が太陽光パネルの故障原因となります
・雑草が木質化し、あとからの手入れに経費がかかります。
・排熱用のファンがあるタイプのパワコンでは、ファンからパワコンの内部に雑草が侵入し、不具合が発生する場合があります。
・パネルだけでなく、パワコン周りの雑草対策も必須です。
・太陽光パネルの至近距離で雑草が影を作ると、影が電気の抵抗となり、発熱します。
短期間であれば、大きな影響はありませんが、その状態が続くと「ホットスポット現象」となり、パネルの故障の原因となりえます。
※ホットスポットとは、発電していない部分が抵抗となって発熱する現象です。
周辺への配慮
・雑草が内部に侵入すると、ショートして火災が発生する可能性もあります。あなたの土地だけでなく、周辺の土地にも蔓性の植物がないか確認しておく必要があります。見つけた場合は、長期戦を覚悟しましょう。
・景観が悪くなり、周辺住民から苦情がでます。
太陽光発電は、20年間の長期事業なので、出来るだけ近隣の方々とは良い関係を続けたいものです。
景観が悪くなるまで放っておけば、隣地に雑草が侵入して迷惑をかけることにもなりその苦情がストレスとなってしまうかもしれません。
・景観が悪い発電所は、「人が立ち入ってない」証拠でもありますのでゴミを不法投棄されたり、泥棒の被害に会う可能性も高まります。
・雑草が膝丈くらいの高さになると、動物(ネズミやヘビ)の住処になってしまう可能性があります。そのため、景観が悪いと、事業主であるあなたへクレームの電話がたくさんくることにもなります。
【注】改正FIT法(平成29年4月)により、20kW以上の地面設置の太陽光発電には、「標識の掲示」が義務化されました。
事業者の名前や住所などを記載することに加え、電話番号を記入しなければならない場合もあります。
草刈りの方法
- 草刈り機(刈りばらい機)・・・コストが安いが重労働 年に何回か必要
- 防草シート ・・・コストが安いが、ものによってはすぐにダメになる(強風など)交換の必要性がある。
- 除草剤散布 ・・・コストが安いが効果が表れるのに時間がかかる。新芽に効果がない
- 粒上除草剤 ・・・施工が簡単 周囲への配慮が必要
草刈りの時期
広さ・環境にもよるが、年に2回は必要(春~秋)
放置すると雑草から樹木化したり、つるがまきついて柵を倒したりする危険があります。
隣接する他の発電所まで伸びて他パネルに影をつくってしまう場合があります。
草刈りのコスト
現地の状況により異なりますので、弊社よりご提案差し上げます。
費用はさまざまです。
草かり隊では単独のメンテナンス費用ですと割高ですが、複数のオーナー様を同時期にメンテすることにより、費用削減をご提案しております。
会員登録することにより草かりメンテナンス費用を大幅に削減できます。
オーナー様の会員登録は、オーナー様登録ページからご登録ください
草刈り経費の問題
太陽光発電の所在地が遠隔地にあり、自分では草刈りに行けない。
交通費などのコストがかかりすぎる
草刈り用の機材をもっていない
草刈りの経験がない
保守点検管理業務
太陽光パネル、配線、コンバーターの定期点検することが必要になります。
パネルの破損・汚れがないか、配線がむき出しになっていないか・接続部分が抜けたりしていないか、また、コンバーターの機械メンテナンスを行うことで、発電効率を維持することにつながります。
20年間、安定的に安全に発電するための必要経費となります。早期発見は事故の予防と発電効率低下を防ぎます。